恋の五色菫

宝塚の新しい観劇のしかたをご提案中!

シャンシャンをつくろう!~クリスタルタカラヅカ~

我が街でも本格的に自粛となり、家で出来ることはないだろうかと考え出した策が、シャンシャンを作ろう!!!であった。

 

シャンシャンとは宝塚の小道具のひとつで、公演の最後にパレードと呼ばれるカーテンコールのようなものが必ずあるのだが、その際に全員が手に持っている小道具である。

舞台転換には関係ないが、宝塚にとって必須アイテム!各公演で作品に沿ったシャンシャンが作られる。毎回どんなシャンシャンになるのか、私も楽しみにしているひとつである。

 

シャンシャンもいろんなタイプが存在する。

まずは盾タイプ。1番スタンダードな形で、盾のようにして持つ。いろんな造形にできるためよく選ばれているのではないだろうか。

次にブーケ(花束)タイプ。これはベルばらなどでよく使用される形だ。

さらにシャンシャンの他にも、羽根扇やステッキを仕様することもある。

 

 

今回作成したのは盾タイプ。

個人的に1番好きなレビュー作品の『クリスタルタカラヅカ』のものを選んでみた。

こちらが実際使用されたシャンシャン。


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2014年月組で公演。中村暁作・演出。

「ショーはイメージの結晶」というコンセプトのもと、“情熱の結晶”“虹の結晶”“夢の結晶”などのシーンで構成した、ダンスを中心にしたエネルギッシュなショー。

2017年同組の全国ツアー公演でも上演されている。

 

なかなかマイナーな公演かもしれないけれど、どの場面も無駄がなく、飽きのこない初心者でも楽しめる内容だとおもう。

中詰めのラテンのシーンでの舞台転換はみどころなのでぜひ!!!!!

 

 

作成の手順はこちら。


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材料はすべて100円均一で揃えた。

 

1番のメインの造形といえるクリスタル。

1番大変だだったし、これがきれいに作れないと意味がなかったので気合いを入れて作ったつもり。


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ちなみに加工できるアクリル素材には詳しくなかったので、下敷きで代用。

下敷きを切って、グルーガンで接着しサイズの違うものを4つ作った。

 

その後、中にオーロラフィルムのセロファンと、同じタイプのクッション材をいれてキラキラに。

これで大分見栄えがするように……!


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ちなみに八角形のクリスタルは発砲スチロールを重ねてセロファンを貼っただけ。

クリスタル達をひとつの紙にはりつけ、縁どりをする。

 

土台となるパネルを2枚、青色と銀色をくっつける。そのパネルにクリスタルをグルーガンで接着。


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だいぶ形になった!!!

あとは仕上げだけ。

土台のパネルに金と銀の縁どり(スパンコールテープ)をし、ちゃんと持てるように裏に荷物を持つ用の取手を付けた。

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最後に取手にリボンをつけたら完成〜!!

(リボンの長さは2.2mときまっている)

 

こちらが完成品。


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ちなみにちょっと手を加えて、光る仕様に☆

 


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シャンシャンは初めて作ったのですが、皆さんにお見せできる形になんとかできてよかった……!!

正直なんで作ってるんだろうと思いながら、心が折れそうになった瞬間もあったけど、形が見えてきたときはワクワクがとまらなかったです。

 

まだまだ家にこもってないといけないので、また何か作れれば良いなぁと思っているところ。

皆さんもお家時間に何か作ってみてくださいね♪